住宅ローンについて

住宅の残クレって

特定残価設定ローン(残クレ)と言えば、まず車のローンを思いうかべる人が多いのではないでしょうか。この残価設定ローンの住宅版が令和8年の3月より使えるようになりました。

より具体的に話をしますと、『残価設定型住宅ローンの供給促進のための住宅融資保険制度』が創設されたということになります。

「残価設定型住宅ローン」とは、将来的な住宅の価値(残価)に着目し、借入金額から住宅の残価を差し引いた金額を返済する仕組みです。その制度を補完するため、住宅金融支援機構(JHF)において残価設定型住宅ローンに対応した保険制度を創設し、残価の未回収リスクを引き受けることによって民間の金融機関を支援する仕組みです。https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001974335.pdf

車の残クレとの大きな違いは、ローンを返済している期間は車の場合は所有権は信販会社にあるのですが、住宅の場合は住宅に所有権があるということです。

なので、返済期間中に住宅を賃貸することも可能ですし、売却も容易にできます。

また、返済期間中に相続が発生した場合は、相続人に残価保証を引き継がせることも出来ます。

このように残価設定型住宅ローンは、返済への負担を減らすことにより、住宅の購入へのハードルを下げる効果や、住み替えを容易にしたり、相続対策にも活用できるといったメリットがあります。

まだ、始まったばかりの制度なので、今後どのように活用されていくのか注目していきたいと思います。