空家対策 最近の行政の取り組み
空家対策について、最近の行政の取り組みをいくつかご紹介いたします。
① 空き家管理受託のガイドラインの策定
空き家の管理を業者が請け負う際の明確な指針が行政から示されました。
まず、空き家の管理を委託する前に現況を確認することは当然なのですが、基本的には管理不全空き家に指定された空き家は受託出来ません。その状態にまでなってしまうと管理以前になんらかの対処が必要となってくることが考えられるからだと思います。
そして管理の具体的な内容や責任の範囲を明確化した契約書面をお互いに交わすことが必須です。後々のトラブルを防ぐためには当然のことと言えるでしょう
➁ 媒介業務以外のコンサルティング
所有者さんからの空き家の相談相手として、先ず一番に名前があがるのは宅建業者だと思います。 ただ、空き家に付いて回る相談事は多種多様なので、宅建業者がメイン業務としている媒介業務だけでは、相談者からのニーズに答えられないこともあります。媒介業務以外の相談事は例えば、隣地との境界に関すること、登記・相続に関すること、税金に関すること等があるのですが、こういった相談事には不動産コンサルティングマスターの有資格者が相談相手になってくれます。不動産コンサルティングマスターの検索サイトは今後立ちあげる予定となっています。
空家に関するシリーズは今回で一旦終了しますが、今後も空き家に関する情報は不定期に発信していきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。