集合住宅の騒音問題

集合住宅の騒音問題

住環境における騒音問題は快適な生活を送るうえで重要なポイントを占めています。

特にマンション等の共同住宅で騒音問題が多く発生しています。今回はマンション等で発生する騒音問題について詳しく掘り下げていきたいと思います。

① マンション等で発生する騒音の種類

 マンション内で発生する音の種類を区別すると、大きくは「空気伝搬音」「個体伝搬音」に分けることが出来ます。

「空気伝搬音」とは空気中に放射された音が壁等を透過して別の空間に伝わる音のことをいいます。例えば、赤ん坊の泣き声や、テレビのスピーカーから発生した音、夫婦喧嘩の声等です。

 また「個体伝搬音」とは動的な振動が壁や構造材に伝わり、離れた場所に放出されることによって発生する音のことです。例えば床に者を落としたり、上層階で子供が飛び跳ねたり、走り回ったりするときに発生する音等です。 空気音より個体音のほうが聞こえやすいので、問題となることが多いようです。

またさらには、共同住宅の場合、いろいろな音がいろいろな方向から聞こえてくるので、その音がどのような意味を持つのかということでも違いがあります。音自体によって生活行為が推測されるような場合は、これらの音を有意味音、どこにでもあるような音を無意味音として区別します。一般的には有意味音のほうが無意味音より問題となることが多いようです。 

音の感じ方は個人差があるので、客観的な指標は示しにくいところもあるかと思いますが、こういった分類が指標のひとつとなっているようです。